07 企業の国際経営戦略-ものづくりの変遷と課題-
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概要
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企業の国際経営戦略をものづくりの観点から考察した。日本企業の製造業では、戦後の早い段階から生産性向上、品質改善に取り組んできた。その結果、日本製品には高い信頼性が寄せられ、ブランドカを持つにいたった。しかし諸外国の当該製品市場での厳しい価格競争から、アジアや欧米で現地生産を開始し、競争力を維持すべく国際経営の視点から生産拠点配置戦略を立ててきた。日本国内からの生産部門の移転を機に、蓄積されたものづくりの技術や職人芸が失われつつある。企業のものづくりを拠点再配置や人材育成から再考することが急務である。This paper focuses on manufacturing process from an international management strategic point. Japanese manufacturing companies have made a lot of efforts to promote productivity and improvement of quality assurance. In order to take advantages with competitors in other countries, Japanese multinational enterpnses relocated manufacturing plants and craftsmanship has been lost. Companies need to pay more attention to craftsmanship and succeed it to young engineers.
- 2010-03-31
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