ボディコンタクトが母親にもたらす心理的効果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
家庭にて母子間で積極的にボディコンタクトの一つ「手遊び」をする事が、母親の心理面に影響を与えるかを検討した。母親の気分の指標としては、POMS(Profile of Mood States)短縮版を用いて判定した。その結果、母親全体の手遊び実施前後での指標で「不安ー緊張」「抑うつー落ち込み」「怒りー敵意」「疲労」の4つの尺度で有意な得点の低下を認めた。また、子どもの各年齢別母親の手遊び実施前後での指標では、1歳児、2歳児、3歳児、5歳児それぞれの年齢で有意な得点の低下を認めた。以上により、ボディコンタクトの一つ「手遊び」は、母親の心理面に良い影響を与える手段であることが示唆された。また、「手遊び」が育児ストレスにもよい影響を及ぼし、特に1歳児の母親にはボディコンタクトがより重要な井意味を持つ考える。
- 2010-03-31
論文 | ランダム
- 活性酸素・フリーラジカルにタイする 防御システム 作用メカニズムとダイナミクス
- -第5回Lipid vascular Scienceシンポジウム-血管イベント防止と各種抗酸化薬の役割
- リレー対談 21世紀の食のあり方を求めて(25)フリーラジカル研究の進展と課題
- (2)ビタミンE : 抗酸化物質としての反応論的研究 (ビタミン研究のブレークスルー : 「ビタミンE」)
- 何故ヒトはポリオレフィンより寿命が長いか