京都大学医学部附属病院泌尿器科外来患者の臨床統計(1983年,1984年)
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概要
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1983, 1984年の2年間の当科外来患者臨床統計を行なった.1983年は男性3070人,女性1715人で合計4821人,1984年は男性3152人,女性1703人の合計4855人で男女比はほゞ2:1であった.年齢階層別には1983年と比べ1984年には70歳以上が5倍弱の増加を示した.疾患別患者数では尿石症は下部尿路結石の割合が依然として低く,全尿石症の2~3%に過ぎなかった.腎盂腎炎の頻度は前回調査と同じで女性が男性の2倍を占めた.STDの明らかな増加は見られなかった.尿***結核も前回とほゞ同じ傾向であった.尿***腫瘍も前回と比べ著しい変化を示したものはなく,その他の上・下部尿路疾患もほゞ同様であったが,原因不明熱で来院する患者の増加が予測された.内視鏡検査は1983年には延べ1157件,1984年には970件,IVPやDIPは年間約2400件行なわれたThe statistics of the patients seen at our Urological Outpatients Clinic during 1983 and 1984 are reviewed.
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