「授業づくり」とは何か : 研究としての授業実践開発に関する考察
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概要
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日本の教育界には、「授業づくり」あるいは「授業をつくる」という言葉がある。書籍の題名や研究会の名称等をたどると、1970年代から少しずつ使われてきたこれらの言葉が1980年代後半に広く使われるようになったことがわかる。「授業づくり」という言葉が広がった1990年以前と現在とでは、学校や子どもをめぐる状況は大きく変化し、「授業づくり」の課題も変わってきた。具体的には、「授業づくり」が個々の教師の営みから、教師が他の教師や学校外の人々と協力して行う営みに変化してきたことが挙げられる。こうした「授業づくり」の営みがいかにして成立しているのかを明らかにする研究は、「授業づくり」がなされる豊かな文脈を含めて「授業づくり」の過程をとらえる事例研究の積み重ねとなるであろう。私たちは、より中立性をもった概念である「授業実践開発研究」を今後さらに構築していく必要がある。
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