国連集団安全保障体制における拒否権の意義と限界 : 「平和のための結集」決議の起草過程を素材として
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
論説(Article)本稿の目的は、拒否権の制約に結びつく手がかりを得るために、「平和のための結集」決議の起草過程における各国の発言を検討することにある。なぜなら、「平和のための結集」決議は、国連憲章制定後、拒否権の行使を正面から制限しようとする初めての試みであったと一般に理解されているからである。本稿はまず「平和のための結集」決議の起草過程における安全保障理事会と総会の権限関係に関する議論を概観し、ついで、拒否権の制約に関する各国の発言内容を掘り下げて考察する。そして、最後に、今後の課題も視野に入れて問題提起を行うことにしたい。
- 2010-03-31
論文 | ランダム
- 振電相互作用 Vibronic interaction (分光化学)
- 天文学と化学(上)星間空間での分子進化とH3〔+〕
- Bindings of a Secondary Polymer to Monodisperse Colloidal Silica Particles Modified with Poly(maleic anhydride-styrene) for Controlling the Surface Polarity
- 両側全眼筋麻痺を示した脂肪肉腫の1剖検例
- 5-22 生態型の異なるイネの無機養分濃度変化に対する反応 : 日本型およびインド型水稲ならびに陸稲の比較(植物の無機栄養および養分吸収)