足関節背屈運動制限予防のための簡易装置の開発
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概要
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多くの片麻痺患者に発生する麻療側足関節の背屈運動制限は、立ち上がりや歩行などに影響を及ぼしADLの阻害因子となりうる。そこで、その発生を予防するための簡易装置を先行研究で試作し、健常者において下腿三頭筋の伸張効果が得られた。本研究では、その装置の片麻痺患者における効果を18名の患者を対象に検証し、容易に安全に使用できるものであるかを検討した。結果、本装置には下腿三頭筋などの組織を伸張し背屈角度を改善する効果があることが示唆された。本装置は、患者が背臥位で足を乗せるだけで疼痛なく使用可能であった。今後、今回明らかになった問題点に対する改良を加え、さらに検証をすすめることで、より容易に安全に使用できるものとなり、将来的に在宅において患者のADL向上に有用な装置となると考える。
- 2007-11-01
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