肺癌患者が化学療法中、不安無く自宅で過ごすための看護師の関わり
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概要
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肺癌で化学療法を受けながら入退院を繰り返し、生活している患者の不安を知り、今後の看護師の関わりを見出すため、面接法で得られたデータから逐語録を作成し、患者の思いを抽出、内容の類似しているものをグループ化した。データの分析の結果、①治療に関する不安、②疾患に関する思い、③日常生活に対する思い、④家族との関係、⑤入院環境、⑥看護師への期待、の6つのカテゴリが抽出された。研究結果から、再入院日や治療の流れが決まっていることが患者の不安の軽減につながっていると考えられる。また、一時退院中の患者の不安は、入院中から継続していることも明らかになった。私達は看護者として、患者の言動から疾患に関する思いを把握し、医師とコンタクトを取り患者の立場に立ったケアをしていくこと、また、患者を大きく支える家族に協力を求め、より安心できる環境を提供する必要がある。
- 2006-09-20
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