連携医療機関情報の定型ファイルとマップの活用状況と今後の課題
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概要
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当院の地域医療連携室では、スムーズな逆紹介へ向けて、連携医療機関情報の定型ファイル化とマップ作成に取り組み、平成16年2月から運用を開始した。運用後、患者用の持ち帰りマップ利用数は週平均117枚、逆紹介率は増加傾向ではあるが20%台であり、まだまだ当院が患者を抱え込んでいる状況と言える。そこで、運用後1年が経過したマップとファイルの活用状況について、患者と医師にアンケート調査を行った。患者の利用目的は「ただ何となく」が最も多く、かかりつけ医については「今後持ちたいと思っている」が27%であった。医師の中でファイルとマップの存在を「知らない」が23%で、「知らない」と回答した医師の勤務年数内訳は、「1年未満」が86%であった。今後は、ファイル掲載情報の充実・新採用者オリエンテーションでの宣伝・『逆紹介率の向上』『かかりつけ医の推進』へ向けて患者・職員への更なる啓蒙が必要である。
- 2005-11-30
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