2・3年目看護師の事例検討後の意識の変化 ~半年後の面接調査から~
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概要
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2.3年目看護師を対象に事例検討会を実施し、6ケ月が経過した今、看護に対する意識の変化が見受けられたため、意識の変化を分析し、事例検討の有効性を明確にする事を目的に、半構造化面接法にて、面接内容を分析した。その結果、(1)家族との関わりを積極的に持つようになったり、患者の気持ちを推し測った関わりや提案など、次に生かす努力が伺えた。(2)情報の取り方や患者の背景・経過など、表面ではなく全体を見るようになり、自分から知ろうと努力していた。(3)カンファレンスでの発言や提案が増え、ああしたらどうだろう、こうしたらどうだろうと思うようになっていた。(4)悩んでいる事を相談する事で、答えが返ってくる事を再認識し、自分も意見を言ってもいいんだと思うようになっていた。事例検討は、自己の研究成果活用の促進因子に変化をもたらし、自己課題を明確にするのに有効だった。また、看護観を深める事に有効だった。
- 2004-01-31
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