養護教諭の慢性疾患の子どもへの支援に関する研究 : 保護者への面接調査からの考察
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概要
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近年、医療技術の向上に伴い、慢性疾患をもちながら小学校や中学校に通う子どもが増加している。そのため、養護教諭には、医療的管理や看護的ケアである疾病管理において、その専門性を発揮することが求められる。慢性疾患をもつ子どもの保護者を対象とした半構成面接調査により、子どもの学校生活での制限や必要な支援、学校への病気の報告、養護教諭との関わりなどの現状を明らかにした。それをもとに、養護教諭として、その専門性を発揮し、慢性疾患の子どもを支援するために、今後どのような方策をとることが必要であるかを提言することを目的とした。その結果、1. 慢性疾患の子どもの保護者との面談には、養護教諭が同席するという校内体制を作ること、2. 保護者や児童生徒には、養護教諭は児童生徒の心身の健康を担当する学校内での専門職であることを理解してもらうことが重要であるということが明らかとなった。
- 2010-03-31
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