実習指導における協力校と大学の連携に関する研究報告
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概要
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本報告は、大学院での実習指導と関わって、協力校と大学がそれぞれどのような役割を果たすのがより効果的か、不可欠な道具や環境は具体的に何か、どのような運営体制が適切か、このような課題に応えていくために、あらためて実習指導に関わって先行的な取組を行ってきた米国の職能成長開発学校(PDS; Professional Development School)と大学の連携指導体制を参考にし、効果的な実習指導に向けた連携協力校と大学の連携のあり方の検討を試みた。結果として、①協力校と大学が連携して組織的な実習指導に当たるには、指導に関して共通の見通しを与える、実習の規準(関連する規準も)の開発が必要であること、 ②それらを運用し効果的に連携していくためには運営組織を確立することが必要であること(さらに目的を共有した協力校から職能成長学校の設立へ向かう組織を作ること)、 ③指導や研究活動を具体化していくためのツールの開発が必要であること、が確認された。
- 2010-03-31
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