学校組織の活性化に向けて ―主幹職としての取組の在り方を考える―
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概要
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昨年度、教職大学院における研究テーマを「学校組織の活性化に向けて」―主幹職を通してメンターとしての在り方を考える―とし、学校組織の実態と課題を明らかにし、課題解決に向けたミドルリーダー(主幹教諭)の役割とそのために必要な力量(資質・能力)についての考察を行った。その内容については、奈良教育大学、教職大学院研究紀要「学校教育実践研究」 (2009)で述べたとおりである。今年度は、こうした考察に基づいて組織を活性化し、学校力向上を図るために、実際に主幹教諭として学校現場で実践した内容について述べる。実践の主な内容は、学年・学級経営案の作成と学校ホームページを活用した外部への公表、授業研究(授業観察)の実施、学校教育目標実現に向けた研究主題の設定及び校内研修の充実、学年主任者会の実施、学校評価の充実、生徒による授業アンケートの実施、家庭学習の手引きの作成など多くの項目にわたるが、学校力向上の核となるのは、授業力の向上であると考えるので、ここでは、「授業研究(授業観察)の取組」と「生徒による授業アンケートの取組」に焦点化して述べる。
- 2010-03-31
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