アメリカにおけるコーポレート・ガバナンスの理論的展開
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在、株式会社に関する理論はコーポレート・ガバナンスと名づけられ、様々な分野から議論されている。その分析は法学、経済学、経営学から行われている。しかし、コーポレート・ガバナンス論が展開される前には、すでにA.A.バーリ=G.C. ミーンズ、P.スウィージー、R.A.ゴードン等の人によってコーポレート・コントロールという理論がつくりあげられた。コーポレート・ガバナンス論はコーポレート・コントロール論の段階をはずして論ずることができない。現在アメリカのコーポレート・ガバナンスの特徴は、機関投資家の活躍によって株主を重視するコーポレート・ガバナンスである。本稿では、株式会社の理論がコーポレート・ガバナンス論へと展開した経緯、ならびにそれを捉える方法論を明らかにする。つまり、それは「所有者が誰か」を求める理論、エージェンシー理論、経営者の「説明責任」を追及する理論などの三つの方法論である。
- 2010-03-30
論文 | ランダム
- "Columbia Journal of World Business"〔vol.2,No.3(May-June,'67)〕(内容紹介)
- フランスにおける電力事業の公営化(2)--公営化の諸動因
- フランスにおける電力事業の公営化(1)--公営化以前の統制制度の進展
- 公営公益企業の本質--本質把握のための基本的接近
- フランスにおける銀行統制--1945年法成立の要因とその結果