研究解説 : 塑性不安定について
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概要
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塑性不安定の問題については,今日でもなお様々な議論が行なわれ,結着がついていない.本稿では,この問題を有限要素法の要素レベルでとらえ,要素剛性が平面応力場の二主方向,あるいは特定の方向で零となるときをもって塑性不安定点とする一般的な定式化を試みた.理論は,平面応力場における弾塑性構成方程式を出発点としており,特別な場合として,従来,剛塑性体の理論によって得られていた拡散くびれおよび局部くびれの発生条件式を含んでいる.
- 東京大学生産技術研究所,Institute of Industrial Science. University of Tokyo,東京大学生産技術研究所 第1部 材料強度機構学,センチュリ・リサーチセンタの論文
- 1975-08-01