体育授業における「かべパスバスケットボール」の有効性の検討 ―ゲームパフォーマンス及び運動有能感の視点から―
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概要
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本研究では、「かべパスバスケットボール」という教材が、ボール運動の体育授業において有効であるかについて、「ゲームパフォーマンス」と「運動有能感」の2つの視点から検討することを目的に行った。研究方法は、「サポート」学習を中核に位置づけた授業づくりを行い、その授業で行われたゲームについて、GPAIの基準に基づいた「ゲームパフォーマンス」の分析と単元前後における「運動有能感」の測定を行った。結果は、本研究で定義づけた「ゲームパフォーマンス」が有意に高まった。このことから、本実践が「サポート」を学習することに効果的であり、「かべパスバスケットボール」という教材が「ゲームパフォーマンス」の視点から有効であることが明らかになった。また、「運動有能感」においては、下位因子である「受容感」と「運動有能感合計」の単元前における下位群の得点が有意に高まった。このことから、「運動有能感」の下位群の児童にとって「かべパスバスケットボール」は有効であることが明らかになった。
- 2010-03-31
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