学校の組織的な取組を促す第三者評価に関する研究 -学校の教育力の向上とアカウンタビリティに関わって-
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概要
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近年、学校裁量の範囲が拡大され、各学校において自主的・自律的な取組が進められるにつれ、それぞれの学校が自らの取組を検証・評価し、説明責任(アカウンタビリティ)を果たすことが重要な課題となっている。それに伴い、より高度な専門的見地から学校の取組を評価し、改善に向け適切な助言を与えることを通して教育の質を保証する「第三者評価」の在り方について議論の高まりがある。本研究では、奈良県教育委員会が2008年度に文部科学省から「都道府県等が主体となって行う学校の第三者評価に関する調査研究事業」を受託し、自らが進める学校アドバイザリー制度の第三者評価としての機能、役割を検証するに当たり、検討委員として関わった経緯をもとにアドバイザリー制度について分析を加え、今後の第三者評価の在り方について考察した。
- 2010-03-31