シラーにおける1600年
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概要
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闘いでもすぐにはイメージできないタイトルになったが,1600年という年そのものがシラーにとって特別に大きい意味を持っているわけではない。そうではなくて彼がほぼこれを中心にしての前後約50年,期間にして約100年間の出来事を問題にしていることが多い,ということを言おうとしただけである。この時代への関心そのものはもちろん彼の歴史の研究の成果が『ネーデルラント諸邦連合のスペイン支配からの離反の歴史(Geschichte desAbfalls der vereinigten Niederlande von der spanischen Regierung) 1788』や『三十年戦争の歴史(Geschichte des Dreißigjährigen Kriegs) 1792』という著述となったことからもうかがえる。ここではしかしこの歴史の研究を問題にするのではなく,彼の完成した戯曲9編,そしてそれに比較的制作の進んだ断片『デメートリウス』を加えた10編の戯曲の中でも,この時代のものが素材になっていることが多いということを強調してみたい。
- 2008-03-21
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