トポロジカル・イメージ・サイエンス
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概要
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従来までの画像工学は物の像をいかに複写するかにとりくんできた.ところがこれからの画像工学は情報処理の高次元化にともなって判断したり,記憶したり,学習したりする分野にまで拡張してゆく必要性が生じてきている。一般にこの分野の画像工学はパターン認識という概念でとりあっかわれはじめているが, このパターン認識はallalyticalにおこなうものでなく,topologicalにおこなわれるべきであると考える。そう考えると人間がおこなっている情報処理はまさしくtopologicalなものであることがわかる。この解説においてはこれからの画像工学が位相数学(topology)を使ったImageScienceであるべきことを述べ,新らたにこのような分野をTopologicalImageScielleeとして発展させることを提唱する