物理法則に基づく予知理論構築のシナリオ : これからの課題と第7次計画への提案
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概要
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地震研究所における地震予知研究 : 現状と将来展望地震予知を実現するためには,観測は重要な一方の柱であるが,他方の柱として地震予知理論の構築・体系化の問題がある.予知理論が確立すれば,予知観測や前兆の判定,地震発生予測などに科学的根拠と合理的指針が与えられる筈である.従って,両者の関係は車の両輪に例えられよう.科学的基盤に支えられた地震予知手法の確立を目指すには,地震発生過程と前兆現象発現のメカニズムを正しく把握し,その支配法則及び因果関係を解明し,予知理論を構築・体系化する必要がある.しかし「地震予知計画」の枠組の中で,この分野の研究は現在大きく立ち遅れているようにみえるので,今後この方面の研究を推進するためには,具体的に何をすべきかについての私見を簡単に述べたい.
- 1992-09-30
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