Experimental Study on the Propagation of Tunami Waves. Part 1
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概要
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昭和8年3月3日三陸地方津浪に関する論文及報告 第1編 論文昭和8年3月3日三陸津浪の後,これに關係して,海岸及び海底地形の津浪傳播に及ぼす影響を明かにする目的で模型實験を始めた.模型實験で先づ第1に考へなければならないのは similitude の法則を如何に適用するかと云ふ事である.灣の形,海岸や海底の様子は全然 similar にしなければならない事は勿論であるが,この他に灣の入口での波の形も similar にしなければならぬ.この2つの事柄に注意して所謂π-方程式より,求める目的物に關する實物と模型との或る關係式を求める事が出來る.それを利用して實験結果より津浪當時の海水の流れの早さ,水の流れ模様或は海水の津浪の為め溢れる状況等に關する量的の關係を求める事が出來る.
- 東京帝國大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所の論文
- 1934-03-30
東京帝國大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所 | 論文
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