S.D.Huntの資源優位理論とその性格-戦略的マーケティング論としての可能性-
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概要
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Collis=Montgomery(1995)が指摘するように、戦略論は歴史的に、「自社能力と社外環境との間の適合」という考え方(SWOT分析)の下で精緻化されていると見ることができる。その体系的な試みをした代表的な論者がPorter(1980)である。彼は産業組織論の標準的な枠組みであるS-C-Pパラダイムを用いて、外部環境と内部環境との関係をモデル化しようとした。S-C-Pパラダイムでは市場成果を決定する際に市場構造と市場行動との関係を重視する。そこでPorterは産業構造が産業内の競争地位を決定し、それにより企業は企業行動(戦略)を策定すると考えたのである。そのPorterの理論で重要な役割を果たす概念の一つが、「5つの競争要因」である。
- 明治大学大学院の論文
- 2001-02-28
明治大学大学院 | 論文
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