産学官連携によるスポーツ指導者講習会の成果と課題
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概要
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これまで、大学には学問の探求である「研究」と人材の育成である「教育j が求められ、さらに近年、社会に聞かれた大学を目指し、「社会(地域)貢献」も推進されている。そのため、産業界、大学、国や地方自治体、いわゆる産学官の連携・協力に積極的な取り組みが生まれている。埼玉大学においても、平成18年4月に制定された産学官連携ポリシーにより、大学に蓄積された知的財産を産学官交流・地域社会との連携を通じて社会に還元することに努めるとしている。また、平成18年10月より「埼玉大学地域貢献室」が設置され、より積極的かつ迅速に地方自治体や地域住民の要望・依頼・相談に応えていくための体制を整備している。本研究は、埼玉大学、さいたま市、大塚製薬(株)の連携による、さいたま市の各スポーツ団体所属の指導者を対象に、平成19年11月3日(土・祝)に行われた「スポーツリーダーズ・クリニック-正しい走り方の指導法について-」事業について報告するものである。
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