レバント・カンパニーにおける合本組合の展開
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概要
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16世紀末のレバント・カンパニー(Levant Company)の伸展は、スペイン・カンパニー(Spanish Company)の果実、オイル、フランス・カンパニー(French Company)のワイン、ロシア・カンパニー(Russia Company)の船網類の価格上昇に起因する。各カンパニーの、これらステープル商品(staple goods)の価格上昇のなかで、レバント・カンパニーのステープル商品であるカーランツ(currants,料理用乾ぶどう)の価格は、1586年に、従来1重量ポンドあたり6ペンスであったものが1ペニーに低下傾向を示した。ステープル商品価格の低下は、不等価交換の量的拡大による譲渡利潤増大への期待をうながした。
- 明治大学大学院の論文
- 1974-12-01
明治大学大学院 | 論文
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