【消化管粘膜免疫の分子機構を探る 自然免疫と獲得免疫のクロストーク】 自然免疫においてMBLはどのような役割を果たすのか?
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概要
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雑誌掲載版動物レクチンはカルシウム依存性レクチン(C型レクチン)と非依存性レクチンの2つに大別できる.コレクチンは内部構造にC型レクチンとコラーゲン様構造をもつ蛋白質の総称であり,その代表的な蛋白質としてマンナン結合レクチン(MBL)が知られている.MBLは,ヒトにおいてその遺伝子のSNPによる欠損症がおこり,そのために易感染性を呈する家系の存在が明らかになっている.そこで,in vitroの実験系と疫学的な研究により,最近明らかになった自然免疫にかかわるMBLの機能や役割について概説した
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