韓国半導体産業におけるSoC(System on Chip)の現段階

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概要

韓国の半導体産業は1990年代以降,世界半導体市場で熾烈に競争し,現在半導体のメモリー部門では世界1位を記録し,三星電子は世界半導体企業の売上高ランキングにおいてもインテルに次ぐ世界2位になっている。しかしながら,韓国半導体産業のシステムLSI部門は世界半導体市場で未だ確立されていない状況である。今日,半導体産業を取り巻く環境は急激に変化しており,半導体需要はこれまでの個別半導体,メモリー,ASIC(特定用途向けIC)からシステムLSI部門へとシフトしている。韓国半導体産業は,90年代末からシステムLSI事業に本格的に参入したばかりである。現在世界システムLSI部門でグローバル展開を行っているのはコアロジック,エムテックビジョンなどのファブレス企業数社に過ぎない。韓国のシステムLSI部門は緒についた段階である。システムLSIの成長のためにはSoCの設計人材の確保,SoCの技術的特性によるIPの調整,利用しやすさの確立,事業モデルに従う企業間の連携がもっとも必要である。

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