医療・健康を資源とした新たな都市の価値創造:メディカルツーリズムからのアプローチ
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概要
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昨今,アジア諸国において,医療サービスと旅行をセットにした“メディカルツーリズム"が話題となっている。本論では,メディカルツーリズムの現状を概観し,千葉大学柏の葉キャンパス・予防医学センターが地域の医療資源として,どのような可能性を有しているのかを考察する。 現在,28カ国以上が海外からのメディカルツーリストの受け入れに応じており,毎年100万人以上の患者がこれを享受している。本国内でも,一部の病院で米国の医療認証機関の認証を取得する動きがみられる。一方で,通訳,滞在ビザや大使館との連絡,さらには円高による影響も大きく喫緊の課題を抱えていることも事実である。 千葉大学柏の葉キャンパス駅周辺では,国際学術都市構想を掲げ,「環境・健康・サスティナビリティ・交流」をテーマにさまざまな事業・活動が繰り広げられている。このキャンパスシティが整備されていく中で,医療・健康を資源とした新たな都市の価値創造としてメディカルツーリズムからアプローチする予防医学および公衆衛生学の展開として必要となる可能性が見込まれよう。
- 2009-12-01
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