複数回の大腿骨骨折を発症した大理石骨病の1例
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概要
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比較的短期間に,右大腿骨骨折を3回発症した大理石骨病の症例を報告する.初回及び2回目の骨幹部骨折に対してエンダー釘を用いて骨接合を行ったが,髄腔狭小化のため充分な強度を持つ内固定はできなかった.3回目の骨折は遠位のエンダー釘刺入孔を含む大腿骨顆上骨折であった.治療はエンダー釘を抜去し,プレートによる骨接合を施行した.ドリリングに多少時間を要したがスクリュー刺入は可能であった.大理石骨病患者の骨折では,内固定材料が入っていても再骨折を生じる可能性や,骨孔作成部にも容易に骨折が生じることを念頭に置くべきと思われた.
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