不安定な肘関節脱臼骨折(terrible triad)の治療経験
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
今回,我々は2例のterrible triad を手術的に治療した.症例は55歳(症例1)と34歳(症例2)の男性で,受傷機転はともに転落であった.2例とも脱臼整復後に肘関節屈曲90°で外固定していたにもかかわらず再脱臼した.橈骨頭骨折に対し,症例1は小骨片切除,症例2は骨接合を行なった.尺骨鉤状突起骨折に対して,症例1は腸骨ブロックによって再建し,症例2は骨接合した.2例とも外側尺側側副靭帯が断裂しており,縫合した.いずれの症例も術後に軽度の伸展制限が残存していたが,肘関節の安定性が得られ経過は良好であった.
論文 | ランダム
- 矩形レイアウトモデルに基づく文書画像の領域識別 : 文書見出しの識別
- Chlorophyll人工膜の半導体性
- Resin Infiltration of Natural Caries Lesions
- 永住外国人の公務就任権 : 参政権保障との関わりに即して
- 夏目漱石参考文献目録(14)