創外固定器を用いた皮膚延長術の治療経験
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概要
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四肢切断(Major amputation)の再接着では生着しても、阻血性壊死・感染などの合併症によって創傷治癒が遅延する傾向にある.傷が治らなければ,後療法が遅れ,入院期間も長期化し,最終的な機能予後にも影響を及ぼす.外傷に伴う創傷を確実に治すことは重要である.今回は,40歳男性の上腕切断・再接着後に生じた難治性の9×25cm の皮膚欠損に対して,創外固定器(sure closure)を皮膚に装着し,経時的に皮膚延長を行った.創外固定の装着期間は29日で,弱毒菌感染を併発していたが,整容に優れた創治癒が得られた.処置の手間と治療期間が長くなる欠点があるが,感染の存在下でも創傷を縮小でき,整容に優れた確実な治療方法と考えられた
論文 | ランダム
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