抗D免疫グロブリンをHBグロブリンと間違えてRh(D)陽性新生児に投与した1例
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概要
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HB免疫グロブリンを注射されるべきRh(D)陽性の新生児に抗D免疫グロブリンを誤って注射された症例を経験した。溶血による黄疸、貧血が危惧されたが、特に異常は出現しなかった。また過去の同様な症例でも重篤な副作用はみられていない。さらに近年抗D免疫グロブリンはRh(D)陽性の血小板減少性紫斑病患者の治療に有効であるとの報告もあり、本例の投与量とほぼ同量で治療しており有害事象は発生しなかったと考えられた。
- 2005-12-01