糖尿病患者における飲料からの単純糖質の摂取状況~非糖尿病患者との比較~
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概要
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糖尿病患者345名と非糖尿病患者326名の飲料の習慣につき調査し、糖尿病患者の飲料からの単純糖質の過剰摂取の有無を検討した。清涼飲料水を飲む習慣がある患者は、非糖尿病患者群に比べ糖尿病患者群において有意に少なく(p<0.0001)、平均摂取量においても糖尿病患者群が有意に少なかった(p<0.001)。しかし、清涼飲料水を飲む習慣がある場合の1日平均摂取量に差は認められなかった。両群共に性別による清涼飲料水を飲む習慣の有無、性別による平均摂取量の間に差は認められなかったが、両群において年齢と平均摂取量との間には逆相関の傾向が認められた。コーヒー等へ砂糖を使用する者は、糖尿病患者において有意に少なかった(p<0.0001)。しかし、コーヒー等には砂糖を使用しないが、清涼飲料水から多くの単純糖質を摂取している糖尿病患者も認められた。今後の栄養指導で目に見えない砂糖の含量を明確化の必要性が示唆された。
- 2003-12-01
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