Spontaneous Nicking in the Nontoxic-Nonhemagglutinin Component of the costridium botulinum Toxin Conplex
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概要
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Clostiridium botulinum D型4947株によって産生された毒素複合体から非毒素ー非血球凝集素(NTNHA)標品を蛋白分解酵素フリーの条件下で、単独の形と神経毒(NT)/NTNHA複合体の形で調製できた。両調製物質のNTNHAはスポンテニアスにニックの入ったNTNHAとなり、15-と115-kDaフラグメント及び特異的部分でいくつかのアミノ酸の削除を生じることが長時間培養のSDS-PAGEで認められた。しかし、NT/NTNHA/血球凝集素(HA)複合体は同じ条件下でニックの入らない一本鎖のペプチドのままであった。NTNHA調製物に少量のニック型の物が含まれていることから、NTNHAのニック型は精製の残物と/あるいはNTNHAがインタクトNTNHAをそれ自身との切断酵素活性によってニックを入れたことが考えられる。
- 北海道立衛生研究所の論文
- 2002-11-29
北海道立衛生研究所 | 論文
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