帝王切開術に際して大腿骨骨折を生じた新生児の1例 ―医療過誤についての考察―
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概要
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今回われわれは、帝王切開術に際して大腿骨骨折を生じた新生児の1例を経験した。症例は在胎38週2日、出生時体重3138gの女児で骨盤位のため帝王切開術にて出生した。出生後のレントゲン写真にて大腿骨骨折を認めたが、介達牽引で治療をおこない経過は良好である。その後、家族は本症例の分娩骨折は医療過誤と主張してきた。帝王切開術でも骨折の生じる可能性を常に考慮しなけれならないことおよび、医療従事者として医療事故と医療過誤の意味を正確に理解しておく事が重要と痛感した。
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