肩鎖関節脱臼に対するPhemister変法(4 in 1 method)とWolter clavicular plateによる観血的治療の比較
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概要
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肩鎖関節脱臼に対する治療法について、保存治療と手術治療を合わせて様々な報告がある。当科においてTossy Ⅲ度の肩鎖関節脱臼5例に対し、Phemister変法(4 in 1 method)とWolter clavicular plateによる観血的治療を行い、術後臨床経過とX線所見について検討した。各手術法とも術後に亜脱臼を認めたが、可動域制限や疼痛を訴えた例は1例もなく、臨床成績は良好であった。中期成績に大きな差はないため、治療法はより低侵襲のものを選択すべきであり、肩鎖関節脱臼に対するWolter clavicular plateの適応は慎重に考慮すべきであると考える。
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