肺大細胞癌の転移による胃横行結腸瘻の1例
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概要
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症例は51歳,男性.近医で左肺尖部の非小細胞肺癌および脳転移と診断され,治療を受けた.治療継続のため当科に入院したが,肺癌はパンコースト型の進展を示し,強い疼痛を訴えた.放射線治療と徐放性モルヒネによる緩和治療を行った.前医初診から約7ヵ月経過して,急性の貧血が出現した.胃体上部に潰瘍性変化を伴う隆起があり,横行結腸と交通していた.病理解剖では肺癌の組織は大細胞癌であり,胃転移から横行結腸に浸潤し,瘻孔を形成し,出血をきたしたと診断した
論文 | ランダム
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