骨髄非破壊的同種末梢血幹細胞移植を施行した全身メチシリン耐性ブドウ球菌感染症を合併した成人T細胞性白血病の1例
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概要
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メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)は骨髄移植早期の白血球減少時に重篤な感染症を合併する危険因子の一つと考えられる。今回我々は重篤な全身皮膚潰瘍を併発し,MRSA 感染症を合併した症例に骨髄非破壊的同種末梢血幹細胞移植を施行した。本症例は皮膚潰瘍,尿,便,咽頭,血液よりMRSA を検出し,バンコマイシンで治療したものの血液以外の検体からはMRSA は消失し得なかった。骨髄非破壊的末梢血幹細胞移植後早期に潰瘍とMRSA は消失した。本症例は正常皮膚による感染症に対する防御機能が重篤な皮膚潰瘍によって破壊されていたにもかかわらず骨髄非破壊的末梢血幹細胞移植後の白血球減少期間に重篤な感染症の徴候もなく無事に生着した。若干の考察を加え報告する。
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