四群点数法による大学生の食生活の実態調査--第一報 運動部に所属していない男子下宿学生について--
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概要
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本学男子下宿学生を対象として食生活調査を行い, 次のような結果が得られた。 1)乳・乳製品, 卵及び野菜類の摂取が著しく不足していた。 2)肉, 魚介類, 豆・豆製品及び総カロリーも不足状態であった。 3)たんぱく質及び油脂類の供給に占める動物性食品の割合が高かった。 4)朝食の欠食率が非常に高く, その分を1日2回の食事, もしくは夜食で補なっていた。 5)栄養素別にみると, 摂取たんぱく質のアミノ酸パターンが悪いこと, たんぱく質の量そのものも不足気味であること, 及び, ビタミン類, 無機質の摂取量が所要量を下回ることが推測された。
- 香川大学一般教育部の論文