イオン交換膜による製塩について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
イオン交換膜による製塩は電解透析法を用い,海水を濃縮カン水とする方法で,海水中の3%の塩分を集める濃縮法として原理は極めて優秀である.イオン交換膜にMST模型を適用し,膜中イオン濃度を計算し,それによりイオン交換膜の選択透過性を説明して濃縮の原理を説き,さらに濃縮効果を妨げる電気浸透,拡散,濃度分極現象についてのべ,最後に海水のニゴリ,セツコウなどの問題点,食塩原価などについてのべた.
- 東京大学生産技術研究所,Institute of Industrial Science. University of Tokyoの論文