アナコンによる巻取り張力制御系の解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
張力を直接検出せず巻取り動力を検出値とする張力制御系には多くの特徴があるが,送り出しロールのスピード変動をいち早くとらえて巻取り側へ伝達するので,張力の過渡的変化がたいへん小さく,特に高速度巻取り機構の自動化に適している.しかしこの系は掛算を含む非線形系なので解析的に扱うのはむずかしい.そこでアナログ計算機(アナコン)を使ってその動特性を明らかにし,補償要素の設計を行なった.演算の結果は実験とよく一致し,設計した補償要素で十分の補償効果が得られた.
- 東京大学生産技術研究所,Institute of Industrial Science. University of Tokyo,東京大学生産技術研究所 電力機器学,Institute of Industrial Science. University of Tokyoの論文
- 1962-12-01
著者
関連論文
- 研究速報 : 電子回路による暖房のシミュレーション
- 8.電気回路による暖房のシミュレーション(第4部(基本計画,設計々画,設備関係))
- 客車暖房のカスケード制御装置
- アナコンによる巻取り張力制御系の解析