Educational Design for Cross-Cultural Exchange Abroad : An EFL-FD Perspective
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概要
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東北芸術工科大学で英語を履修する学生のほとんどは、国際交流の場で、特に海外に行った時に英語でコミュニケーションができるようになることを目標としている。この目標を念頭に置き、この論文では本学に置けるEFL(外国語としての英語教育)のプログラムのカリキュラム開発を考察した。 現在及び現在にいたるまでのプログラムの理論や有効性を踏まえながら、今後のプログラムの修正または改善への提言をしていきたいと思う。理論に偏りすぎないように、コミュニケーション能力の4要素に基づいて実用的な分析をした。 以下のような方法で、この研究がFD(Faculty Development)の効果を高めることを望みたい。 (1) 新任の英語教師や他の外国語の先生方に、現在のようなプログラムになるに至った経緯を理解してもらう。 (2) 芸工大の他の科目の先生方に、現在の英語教育プログラムのねらいや目標を理解してもらう。そして大学全体として意思疎通を図り、より質の高い一般教養科目学習の機会を学生達に提供できるようにする。 (3) 同様のプログラム開発を行っている他大学のEFLの先生方にも、本学での取り組みを知っていただき、体験を共有する。 (4) 大学内で、または他大学も交え、プログラムについての反省及び討論の機会を増やしたい。 それが、より効果的なプログラムを企画し、開発していくための一つの方法である。 そしてこのプログラムによってこそ、英語でのコミュニケーション能力が要求される異文化間交流の場に、学生達が自信を持って参加できるようになるであろう。
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