兵庫県西部(一宮町・大屋町)におけるカワネズミChimarrogale platycephalaの繁殖と外部計測値
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概要
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兵庫県内において瀬戸内海に流れる揖保川水系倉床川と公文川, 日本海に流れる円山川水系明延川において, 2002年10月21日〜2003年12月12日の期間に金属性のはじきワナによってカワネズミChimarrogale platycephala45個体を捕獲し繁殖状態と外部計測を調べた。上顎歯左右16本の磨耗状態と繁殖状態から幼体, 成体前期および成体後期とみなすことができる年齢群に分けたところ, 標本数が少ない月もあり繁殖期を特定できなかったが2〜8, 10〜11月は繁殖活動がおこなわれていると推測され, 春季(2〜6月)の方が秋季(10〜12月)よりも繁殖は盛んであったと考えられた。成体後期の雌雄では雄のほうが有意に大きく, また成体前期と成体後期を合わせた雌雄でも雄のほうが雌よりも有意に大きかった。
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