香川県高松市屋島のミサゴPandion haliaetusの繁殖
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概要
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2002年および2003年に, 香川県高松市屋島で繁殖中の1ペアについて巣中における交尾回数・親鳥の巣中時間・餌の持ち込み回数・巣材の持ち込み回数の季節的変化および餌の持ち込み方角について調べた。2003年には, ミサゴの巣がハシブトガラスCorvus macrorhynchosに攻撃され, 孵化直後のヒナが見られなくなった。その後, 親鳥は巣を守らなくなり交尾を再開した。一方, 繁殖に成功した2002年では, 親鳥はヒナが孵化した後も巣を守り, 一日の餌の持ち込み回数は孵化後著しく増加した。巣を守る時間はヒナの成長とともに減少した。また, 2003年における餌の持ち込み時の行きと戻りの方向は, ほとんど新川・春日川・詰田川の河口の方向だった。
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