2007年度大分大学二豊プログラムの現状と課題
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概要
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本稿は、大分大学国際教育センターの短期留学生受け入れプログラムである「二豊プログラム(日本語による短期交換留学プログラム)」の2007年度の実施状況をまとめたものである。2007年度は4ヵ国・地域の18校の交流協定校から、過去最高である計43名を受け入れた。国別では韓国が一番多く、中国がそれに次ぐ。留学生の所属学部は教育福祉科学部が33名となり、日本語専攻の留学生が増加した。留学生によるプログラム評価結果からは、プログラム全般に対する評価は概ね高いものの、専門科目の内容の充実、チューターや日本人学生との交流促進などが今後の課題として浮かび上がった。また、上級レベルの日本語学習者を対象とした授業の充実を図るなど、改善の必要がある点について指摘した。
- 2009-03-01
著者
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