飯田・伊那保健所管内の健康状況 : 自殺に関する統計的考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
毎年3万人を超える人が自殺で亡くなっており、全国的に問題となっている。2003年における長野県内11保健所別にみた人口10万対の自殺率をみると、飯田保健所管内の自殺率は、二番目に高く、伊那保健所は四番目である。そこで、南信地域の自殺対策の一助とするため、飯田・伊那両保健所管内の自殺の状況を1996年から2005年の10年間の死亡資料を用いて検討をおこなった。管内人口は飯田177,549人、伊那192,751人(平成15年)である。飯田・伊那保健所管内における、1996年から2000年の5年間(前期)と2001年から2005年の5年間(後期)の自殺数を比較したところ、両保健所管内とも男は前期に比べ増加しており、女は減少していることがわかった。男の自殺について年齢別にみると、飯田保健所管内では青壮年期の自殺が増加しており、伊那保健所管内では壮年期を除いて、自殺者が増加しているという特徴がみられた。今後それぞれの保健所に応じた対策を行う必要性があると考えられた。
論文 | ランダム
- 日韓トンネル計画について--2007年5月14日に韓国の釜山市で開かれたシンポジウムにおける野沢太三会長の主題発表
- 日韓海底トンネル専門学会セミナー(2007年10月11日大邱で実施)
- シンポジウムの討論部分の全発言 (日韓国際シンポジウム(2007年5月14日釜山で実施))
- 日韓国際シンポジウム(2007年5月14日釜山で実施)
- 日韓海底トンネル研究開発セミナー(2007年2月21日ソウルで実施)