グリア細胞の小胞体ストレス応答を制御する膜貫通型転写因子OASIS : 新規小胞体ストレスセンサーOASISの活性制御機構と機能
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
小胞体ストレスは神経変性疾患の発症に密接に関わることが示唆されており,治療法開発には小胞体ストレス応答の全貌解明が必要である.我々は小胞体ストレスに対し強い抵抗性を示すアストロサイトに注目し,その細胞で特異的に発現する新規小胞体ストレスセンサーOASISの同定に成功した.OASISは,膜貫通型転写因子で小胞体ストレスに反応して膜内切断を受ける.切断断片は核に移行し小胞体分子シャペロンBiP/GRP78の転写を促すことでアポトーシスから細胞を保護する.このようなOASISの機能はアストロサイトのみで発揮されることから,「細胞種特異的な小胞体ストレス応答機構」という新しい概念が浮び上がってきた.
- 2006-01-20
論文 | ランダム
- 青年期の発達障害の診断
- 編集委員会の仕事
- 回腸導管側壁を用いた開口部造設術
- ダムの周辺 東北屈指の規模を誇る玉川ダム
- Video-assisted thoracoscopic resection for intralobar pulmonary sequestration.