芸術としての文学 −「生きているという感覚」についての考察(マルク・マチュー・ミュンシュと伊藤整)—
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
フランス人文学理論家マルク・マチュー・ミュンシュの著書 L’Effet de vie ou le Singulier de l’art littéraire 『生きているという感覚の作用―芸術としての文学の単一性』 (Ed. Honoré Champion, 2004) について紹介し、ミュンシュの説く「生きているという感覚の作用」という概念を、日本人作家・評論家伊藤整が著書『小説の認識』(岩波文庫, 2006)において「真の生命観」と呼ぶ概念と比較し、両者の思想の基礎となる文学理論が、読者の精神における作用を中心としている事を示した。読者の視点を中心とすることは、一般的文学研究が主観的として避けて来たが、両思想家の理論をもとに、このような視点に基づく新しい文学研究の手法を提案した。
- 2009-07-31
論文 | ランダム
- ハタラク オトメ(最終回・33)オトメたちの未来
- 初動の要!通信指令(完・最終回)具体的な通話要領
- 日本の将来と日本語教育(12・最終回)日本語教育と英語教育
- WordでPOPを作ろう(第7回・最終回)【オートシェイプ】でイラストを描くコツ
- 医薬品業界の試練と今後の展望(最終回)変わり行く医薬品市場と取るべき国内成長戦略