高等植物葉緑体チラコイド膜光化学系IIおよびI電子伝達活性の生葉での同時測定
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概要
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4章 分光測定 3. パルス変調蛍光 d測定光をパルス変調したロックイン増幅検出系を,生葉での蛍光測定法および分光測定法に用いて以来,クロロフィル蛍光測定におけるPSIIの量子収率解析あるいは光化学系I反応中心P700の量子収率解析が盛んに行われてきた(Genty et al. 1989, Klughammer and Schreiber 1994).これは,パルス変調による測定光シグナルの交流化によりノイズ低減そして分光法における測定光の透過あるいは反射シグナルの増幅,また測定光に対する蛍光シグナルの増幅効率の飛躍的増大の恩恵による.パルス変調系のシステムおよび原理の詳細,さらにPSIIおよびPSIそれぞれの量子収率を見積もるモデルは,4章3.aを参考にしていただきたい.ここでは,生葉を用いて,光合成電子伝達系の光化学系IIおよび光化学系Iの電子伝達活性を同時に測定解析する方法を紹介する.Methods for the simultaneous determination of photosynthetic electron flows in both PSI and PSII with the technique of pulse amplitude modulation (PAM) were introduced.光合成研究法. 北海道大学低温科学研究所, 日本光合成研究会共編
- 2009-03-31
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