紅藻の培養,入手
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概要
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1章 植物・藻類・細菌の材料の入手と栽培・培養 10ここでは,紅藻の中で,私たちが光合成の研究材料として用いてきた紅藻Cyanidium caldarium(シアニジウム)とその近縁種であるCyanidioschyzon merolae(略してシゾンと呼ぶ)の培養法と入手法について紹介する.これらの紅藻は,世界各地の酸性温泉に生息し,pH1~3の酸性領域で増殖し,中性pHでは増殖できない好酸性,好熱性の単細胞藻である.光合成色素としては,クロロフィルa,カロチノイドと青色のフィコシアニン,アロフィコシアニンをもつが,紅色のフィコエリスリンはもたないため,ラン色細菌に似た青緑色をしているが,細胞内に1個の葉緑体とミトコンドリア,核をもつ真核生物で,原始的な紅藻と考えられている.In this chapter, culture and acquisition of red algae, Cyanidium caldarium and Cyanidioschyzon merolae, were described.光合成研究法. 北海道大学低温科学研究所, 日本光合成研究会共編
- 2009-03-31
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