商品研究における品質論の現状と課題-わが国の主要な学説を中心として-
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概要
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商品学とは何かという問題に取り組むスタンスは2つに大別されるであろう。1つは、いわゆる商品知識(Warenkunde) あるいは記述的商品学とよばれるところのものを商品学と考える立場である。この立場から、商品学を定義すると、商品学は商品に関係のあるすべての事項を研究の対象とする科学であるとなる。しかしこれは、同語反復(tautology) であり、説明にはなっていない。また、商品を研究する科学は商品学ばかりでなく、経済学あるいはマーケティング論なども商品を研究対象としていることは周知の事実である。したがって、このような商品学は、1つの独立した科学たりえないものであるといえよう。しかしながら、このような商品学に対する実務的な必要性は存在する。
- 明治大學商學研究所の論文
- 1990-11-25
明治大學商學研究所 | 論文
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