ドイツ<山岳映画>を背景とするリーフェンシュタールの映画手法
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概要
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ヒトラーおよびナチとの特殊な関わりのために、その芸術的意義をいかに評価するかについて激しい議論の対象となってきた映画監督レーニ・リーフェンシュタールは、アーノルト・ファンク博士の<山岳映画>の専属女優として長い時期をすごしたのちに監督に転じた。つまり、彼女は映画に関する諸技術をもっぱら<山岳映画>の世界で学んだ。本研究は、その映画作家が<山岳映画>とどのように出会い、いかなる技法を学んでそれを自らの監督作に生かしたかについて考察するものである。映画の世界に入る以前にまず舞踏家として芸術の世界で名をなしたレーニ・リーフェンシュタールは、1924年の6月に膝を痛め、早くも活動を中断せざるをえなくなる。
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明治大学人文科学研究所 | 論文
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